新年の目標は、3つ以内にしぼり、「いつ・どこで・何をするか」まで具体的に決め、見直す日を先にカレンダーに入れると続きやすくなります。そして、目標をロック画面のように毎日必ず目に入る場所に置いておくことが、忘れないための一番の近道です。
毎年1月に目標を立てて、2月にはもう忘れている。そんな繰り返しに心当たりがある人は多いと思います。私もそのひとりでした。目標が続かないのは、意志が弱いからではなく、立て方と置き場所に問題があることがほとんどです。この記事では、2027年の目標を「立てて終わり」にしないための立て方と、毎日思い出すための仕組みづくりを紹介します。
目標が続かない人に共通すること
年末年始は気分が高まっているので、つい目標をたくさん並べてしまいます。英語、ダイエット、貯金、読書、資格。どれも大事ですが、10個並べると、どれから手をつければいいかわからなくなります。
もうひとつは、目標がふわっとしていること。「健康になる」「もっと本を読む」は方向としては正しいのですが、今日なにをすればいいかが決まりません。そして最後に、書いた目標を見返さないこと。手帳の最初のページに書いた抱負は、手帳を開かなければ存在しないのと同じです。
ステップ1:目標は3つまでにしぼる
まずは思いつくままに書き出して、そこから3つまでにしぼります。選ぶときは「1年後にいちばんうれしいもの」を基準にすると決めやすくなります。
残りの目標は捨てなくてかまいません。「春に見直すリスト」として別にとっておき、最初の3つが軌道に乗ってから追加すれば十分です。数を減らすのは、あきらめではなく、集中するための選択です。
ステップ2:「いつ・どこで・何を」まで決める
心理学では、「もしXになったら、Yをする」という形で行動を決めておく方法が、目標の実行に役立つとよく紹介されています。たとえば「英語を勉強する」ではなく、「朝の電車に乗ったら、英単語アプリを10分開く」。「運動する」ではなく、「平日の朝、歯みがきのあとにスクワットを20回する」。
ここまで具体的にすると、その場面が来たときに迷わず動けます。大きな目標は、こうした小さな行動に分けて、1日単位でできるサイズにしておくのがポイントです。
できた手順にチェック
ステップ3:見直す日を先に決めておく
1年は長いので、途中で計画とずれるのは当たり前です。だからこそ、見直す日をあらかじめカレンダーに入れておきます。おすすめは、1月末、3月末、6月末、9月末の4回。
見直しの日には、続いているか、目標が大きすぎないか、いまの生活に合っているかを確認します。うまくいっていなければ、目標を小さくしたり、やる時間を変えたりして調整します。目標は1月に決めたら変えてはいけないもの、ではありません。続けるために、何度でも作り直していいのです。
ステップ4:目標を毎日見える場所に置く
いちばん大切なのに見落とされがちなのが、目標の置き場所です。1日に何度も見る場所に目標があれば、思い出す努力がいりません。そして多くの人にとって、いちばんよく見る場所はスマホのロック画面です。
DailyWallでは、付箋に書いた目標や今日のチェックリストを貼った「壁」を、そのままiPhoneのロック画面の壁紙にできます。最初に一度だけショートカットのオートメーションを設定しておけば、アプリを閉じるたびに壁紙が新しい内容に更新されます。目標を壁紙にする方法は新年の目標を壁紙にする方法、チェックリストを表示する方法はロック画面にToDoリストを表示する方法でくわしく紹介しています。
例:2027年の目標をロック画面に置くと
たとえば、3つの目標を「からだ:平日朝にスクワット20回」「学び:寝る前に20ページ」「お金:毎週日曜に家計簿をつける」と決めたとします。これを1枚の付箋にチェックリストとして書き、壁に貼っておきます。
朝、アラームを止めたとき。昼休みにスマホを見たとき。寝る前に充電器につなぐとき。そのたびに時計の下に3つの目標が見えます。できたものにチェックを入れれば、壁紙も次に閉じたときに更新されます。iPhoneのウィジェットに置けば、ホーム画面からもすぐ確認できます。
2027年の目標の例
参考までに、分野ごとの目標の例を「大きな目標」と「毎日の行動」に分けて挙げてみます。そのまま使うより、自分の生活に合わせて書き換えてみてください。
からだ:健康的に体を引きしめる → 平日の朝、歯みがきのあとにスクワット20回。夕食後に10分歩く。
学び:英語で簡単な会話ができるようになる → 通勤電車で英単語を10個。週末に英語の動画を1本見る。
お金:1年で〇万円貯める → 給料日に先取りで貯金。毎週日曜に1週間の支出を確認する。
暮らし:部屋をすっきり保つ → 毎晩寝る前に5分だけ片づける。月に1回、いらないものを手放す日をつくる。
こころ:機嫌よく過ごす時間を増やす → 寝る前に今日よかったことを1つ思い出す。週に1回、好きなことだけをする時間をつくる。
どの例も、毎日の行動は数分でできるものにしてあります。目標は大きくても、今日やることが小さければ、1年はちゃんと続きます。
世界中の人と、2027年の願いを分かち合う
目標とは少し違いますが、新しい年に願うことを言葉にするのもおすすめです。DailyWallでは、世界中の人が新年の願いを1枚ずつ貼る2027年の願いの壁を公開しています。
自分の願いを書いて貼ってみると、「今年はこうありたい」という気持ちが少しはっきりします。ほかの国の人たちの願いを眺めるのも、なかなか楽しいものです。目標づくりの前のウォーミングアップに、のぞいてみてください。
よくある質問
新年の目標はいくつ立てるのがいいですか?
続けることを考えると、3つ以内がおすすめです。残りは見直しの日に追加するリストとしてとっておきましょう。
目標を忘れないためにはどうすればいいですか?
毎日必ず目にする場所に置くのがいちばんです。スマホのロック画面の壁紙やウィジェットに目標を表示すると、思い出す努力がいらなくなります。
目標が途中で続かなくなったら?
目標を小さくするか、やる時間を変えて作り直しましょう。あらかじめ見直しの日を決めておくと、調整しやすくなります。
新年の抱負と目標の違いは?
抱負は「こうありたい」という気持ち、目標はそれを具体的な行動に落としたもの、と考えるとわかりやすいです。抱負を決めたら、毎日の行動まで分けてみてください。
目標をロック画面に表示するのは無料でできますか?
DailyWallは無料で1日5枚までメモを作れ、アカウント登録も不要です。目標の付箋を貼った壁を、そのままロック画面の壁紙にできます。